街で少し変わった髪型を見た
ボブのつもり？
でカットした髪型なんだと思う
でも上手くスタイリングしてある
きっとコテ、アイロンを苦しして
頑張ったこととお察しした
その髪型をその人が
気に入っているのか
気に入っていないかは別にして
カットの神様が見たら
『BATU』
とおしゃるだろう
美容室での髪型のオーダーを
する際にお客様は
どの位イメージを明確にお持ちか
そのデリケートな期待を
美容師は察し
わかって差し上げれるか
が大切だと思う
もちろん
まだ鏡の中に表れていない
お客様の想いを実現できるだけの
『技術』 『理論』
が備わっていてのことだが
以前にも触れたことだが
私はお客様のライフスタイルや
職業などについて一切触れない
お聞きするのは
お客様のスタイリングなどの
髪に関することだけと
昔から決めている
そう心に決めている自分に
スポーツクラブでたまに顔を
合わせる程度の
名前も知らない人に
「よく来てるね〜〜〜
仕事何してるんですか？」
と聞かれた時に違和感を感じた
でもその人は何の意味もなく
何の悪気もなく聞いたに
過ぎないと思う
きっと美容師がする
そういった類いの質問も
実は髪型に直結しているように
思えて案外
無意味なケースが
ほとんどだと思う
私は思う
お客様は髪に必要なことは
何の抵抗もなく
何と躊躇もなく
話してくださる
美容師にとって髪型を
ご提供するにあたり
それ以上の何が必要と
いうのでしょう
そんなことより
日々の技に磨きをかける
それが私の流儀