私が以前勤めていた美容室でのことです
「このお店の客層がイヤなのでやめます」
「もっと若いお客さんが多いお店を探します」
そんな言葉を言い残し
去って行った人達がいました
去りゆく
彼ら彼女らの背中を見ながら
悔しい気持ちになったことを
時々思い出します
「それは違うんじゃない」
心でいつも思っていました
どんな年代のどんなお客様が支持して
くださるかは
人としての生き方、考え方
美容師としての常に成長するぞ
という覚悟
ではないかと思います
私が担当させていただいている
お客様の年代別にみる割合です
10代▶︎2%
20代▶︎5%
30代▶︎21%
40代▶︎36%
50代▶︎21%
60代▶︎10%
70代▶︎3%
80代▶︎2%
10代、20代のお客様は
40代、50代のお客様のお嬢さんが
大半をしめています
私の年齢からすると10代、20代の
顧客が0%に近いのが普通です
年代別にみる価値観の違い
などはあるでしょうが
この歳(47歳)にして
若い女性に支持していただける事は
ありがたい事です
美容室とはお客様に来て頂く
商売です
お店によってのコンセプトなどは
あって当然ですが美容師側から
お客様を選ぶという姿勢は
言語道断です
ちなみにお店の客層がどうのと
言っていた人達の今は
美容師を辞めてしまっているか
暇な美容師をしています
美容室はお客様に来て頂くところ
です