「地域による
美容師の格差技術をどう補うか?」
美容師の技術の善し悪しはけして
都会だから
田舎だから
だけでは計り知れません。
都会にもこれは訴訟もんでしょう
っていう技術の美容師も居れば
私の田舎の飛騨高山のような山奥にも
この人凄いかもって美容師もいます。
技術の水準決めるのは
2つしかないと私は感じています。
・技術を学んだ環境
知覚する能力と言える。)
それ以上でもそれ以下でもありません
これは私が20年に及ぶ美容人生で
感じた紛れも無い事実です。
私は静岡市という幸いにも東京に近い
地方都市で美容師を
している加減もあってか
有名美容師?
カリスマ美容師?
などと呼ばれる美容師のカット後の
お客様を20人弱担当した経験があります。
現実はほとんどが
『大したことない』
のが率直な感想です。
その人達に欠けているのは
おそらく感性でしょう
何故なら一流店と呼ばれる場所で学び
その恩恵をうけているにも関わらず
カットの切り口からは
自分本位な
印象しか受けなかったからです。
何を持って
カットが上手い
腕がいい
という基準やボーダラインは
存在しませんが
最終的にそう決めるのは
お客様であり
その方の周りの方達の
評価ではないかと思います。
転勤がない方達は美容室を
変えるタイミングは自由なわけです
当然気に入らない事があれば
次はその美容室には行かない
という選択肢が自由にできます。
一方で転勤族の方は前者と同様な
タイミングもありながら
気に入っている美容室を
ご自分の意志とは関係なく
去らなければならないのです。
この事をお客様が転勤族であった場合に
担当する美容師はわかっているのか?
いないのか?は大きな違いです
この地域の
オススメのパン屋さんは
ここだの話してりる前に
その部分をもっとわかっていれば
私が申上げている次の転勤先での
良い美容室探しを率先して行えるし
レシピなども用意しなければ
という気持ちに到達するのです。
転勤族の方は新たな地域に行けば
またゼロからの美容室探しが始まり
ゼロからの髪型のオーダーが始まるのです
だからレシピをお客様にお渡しし
美容室探しに協力して
差し上げるべきなのです
そうすれば都会だろうが田舎だろうが
お客様は少しの安心を得られるのです。
私は転勤族の方のみを対象に
商売をしているわけではありませんが
よそ者の苦労をわかるだけに
美容師として出来ることを
全国の美容師の方達にも
広めたいと思うのです。