つむじがわれる
トップのボリュームがなくなる
抜け毛が止まらない
60代になるとすべての女性に
現れる現象です
また おおよその方が
諦めてしまっている事実でも
あると思います
日々サロンワークをしていると
驚くべき事実にも直面します
60代以上のお客様の多くの方が
ウィックを持っていらっしゃるのです
さらに驚くことに
ウィックを購入されたにもかかわらず
使っていないと言うのです
お客様に聞いてみると
『購入はしたけど
つけてみるとやっぱり違和感がある』
『夏などは暑くてつけていられない』
『やっぱり、自分の髪で何とかしたい』
先日ある番組で
ハルメクという50,60代向けの定期購読雑誌
の編集長 がクローズアップされていました
その編集長は減少する業績を
V字回復させていくのですが
就任して第一弾の企画を
髪にまつわる企画で勝負に出ました
過去に読者の方からいただいた
アンケートに目を通していく中で
髪にまつわる悩みが
非常に多いことに気づいたそうです
『薄毛で恥ずかしくて外に出られない』
『薄毛で人に会うのが嫌』
‥‥‥
編集長はピンときたそうです
髪の問題は一大事だと
私も日々美容師と言う仕事を
させていただきながら
薄毛問題は大人の女性にとって
一大事だと思っています
ちなみに
私は薄毛と言う表現があまり
適切な表現ではないと
美容師をしながら日々感じています
この問題に関しては
非常にデリケートな部分への
お話になりますから
言葉の中にも優しさの
配慮が大事なのではないかと思っています
お客様にお話しする時は
髪の量が安定しなくなっている
と言う表現でお話しさせていただいています
さてこの問題に美容師としてできる事は
髪の量が安定して見える
髪型を提案することだと思っています
よくあるケースとして
トップにボリュームを出すために
トップの髪が短くカットされてしまっている
お客様が非常に多いいうことです
確かにトップの髪の毛を短くする事は
必要な場合もありますが
ヘアスタイルのシルエット、フォルムに
丸みを出すことが重要です
また日々のスキャルプケアも大切です
美容室を変えるタイミングは60代の女性達にとっては
厳しい
難しい
ことである事は充分感じています
また何より
すごい勇気
絶妙なきっかけ
が必要だとも感じます
ですがもしかしたら
最後の美容室を変える
タイミングなのかもしれません
今一度考えてみてください